8月22日 晴れ
今日は、富士宮市内にある中華料理店に飛び込み調査に行った。
店主は日本人で50台半ば、従業員は2人の日本人と中国人2人
小奇麗な奥さんも役員として給与を月額30万円取って店を切り盛りしている。
店の規模、席数、駐車場の台数、従業員数からして特に不審なところはない。
現金売上げのレジは、店主と奥さんだけが管理している。
今回の調査は反面資料なし、内定調査もなしで行った。
(税務署)
「大将、夏場はビールがよくでますよねー」
(店主)
「ええ特に今年は暑かったんで、ずいぶん儲かりましたよ」
(税務署)
「大将も自分だけ、儲けてばかりじゃなく、たまには従業員さんたちにビールをおごって
やったらどうですか?」
(店主)
「なにいってるんだい、毎日みんな2〜3杯は生ビール飲ましてるよ」
(税務署)
「大将も飲めるほうですか?」
(店主)
「俺は4〜5杯は欠かさずやってるよ」
(税務署)
「みんなが飲んだビール代はもらってるの?」
(店主)
「そんなけち臭いことしてねーよ」
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修正申告の内容
ビールの売上げと賄い費の計上漏れがある。
店主に3年分で150万円に値切られた。
追徴税額は、法人税33万円、消費税7万円、加算税・延滞税で5万円、地方税は税務署の
管轄じゃないが、30万弱。
代表取締役である店主の所得税(役員賞与)30万円、地方税15万円
中国人の店員2人の源泉徴収もれ2年分で30万円
しめて追徴税額の合計 150万円となりました。
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